ご紹介するのは、当社の建築事業部がリノベ―ションし、生まれ変わった千代田区一番町にあるお部屋をご紹介します。
―大変身したお部屋を早速ご紹介!
今回リノベーションした物件は、築年数36年、87.58㎡の2LDK。
以前の間取りではリビングダイニングとキッチンが分かれており、十分な平米数があるにも関わらず窮屈さがありました。今回はその仕切りをなくしリビングとキッチンを一体とすることで部屋にゆとりが生まれ光が全体に行き渡る明るい部屋へと生まれ変わりました。
また、長かった廊下部分を少し短くし、リビングに取り込みました。
―目指すのは高級ホテルのような優雅な空間
扉を開けると大理石調のタイルと濃茶の木目扉が印象的な大容量のシューズボックス。
築年数を感じさせないホテルのような高級感は、足を踏み入れた瞬間からワクワクと高揚感を与えてくれます。
部屋全体の扉をオークの艶有の木目を使用し、高級感の演出に一役買っています。
―ロビーやラウンジ感をイメージしたくつろぎのリビング
約32㎡の広さがあるリビングはホテルのロビーやラウンジをイメージしたゆっくりとくつろげる空間にするため、照明や大理石風タイルを用いています。
梁があることで長くのっぺりとしていた壁には大理石風タイルを。床にはウォールナットのフローリングにすることで落ち着きのあるシックな仕上げに。さらには、大きく悪目立ちしていた柱は「ミラー張り」にし、存在を感じさせず部屋も伸びやかに広く見せてくれます。
それぞれに変化をつけて梁、柱、梁下天井、壁に演出を加えて魅力あるリビングに生まれ変わりました。
―収納性も兼ね備えた憧れのアイランドキッチン
憧れのアイランドキッチンはリビングと一体化しているため、家具のように空間になじむコーディネートに。また、ダイニング側に収納がある製品を取り入れ、収納力も兼ねそろえた回遊性を持たせやすいお部屋に。
ダクト経路の兼ね合いでキッチン部分の天井の高さをリビングより下げる必要があったため、“敢えて”空間に変化を与えるために取り入れたような、馴染む演出を施しました。
―スペースを有効活用した設計で生活の利便性も確保
ホテルライクな空間には、ホテルにはない「住む」を意識した機能性も大切です。プランを立てる際にデットスペースとなっていた入口部分のスペースを大型のウォークインクローゼットを設け、帰宅後の衣類収納や、スーツケースなどの大型荷物も出し入れしやすくなり、付加価値を付けたスペースとして生まれ変わりました。
また、洋室のクローゼットにはセンサータイプのダウンライトを設置し、中の衣類や荷物の確認がしやすくなっております。
いかがでしたでしょうか?
今回はハイエンドホテルのような佇まいの暮らしが味わえる部屋をコンセプトにリノベーションご提案をさせて頂きました。
ホテルライクな空間で贅沢感のある生活を過ごしていただければと思います。